開発④ シナリオについて


シナリオについて

ノベルゲーである以上、いちおう物語があるのですが、そもそもが2023年WBC大会を元に描いた二次創作マンガを原作としたゲームなので大筋は決まっていました。

作り方は非常にシンプルで直接エンジンのエディターに向かい、ひたすら場面を作り重ねていっただけです。

つまり、プロットやシナリオを別途書いてからゲームに落とし込むなどといったことは一切していません。

これは個人制作では普通のやり方なのではないでしょうか?

かの名作家スティーブンキングさんは著書で「プロットとは駄作のレシピ、才能なき者の最後の拠り所だ!」と

かなり辛らつに語っています。 物語とは終わるべき時に勝手に終わる、、、と。

つまり完全な演繹法であるべきとおっしゃってます。

そこまで極端ではないですが私もどちらかというと物語を作る際、帰納法であまりうまくいったためしがないので最近はそうあるべきかも? と思います。

今回使用したノベルゲームに特化したエンジンはコードとテキストが一体化したようなエディターだったのでテキストを書くことがシナリオ作りを兼ねていました。

同時にキャラ表示や会話、場面などを演出してゆく過程は映像制作やマンガを描く行為にそっくりだと思います。

ただし、ノベルゲーはマンガとちがいキャラを汎用的に使い、画かくもそのままに場面転換してくので、むしろ事前のシナリオや絵コンテなどない方が不自由さがない分、良いくらいです。

要するに細かい事前準備よりバンバン作っていった方がこの手のゲームは良さそうでしたという私の所感でした。

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